ばくおん!! 87話 おひろめ!

新型カタナ発表のお話でした。

先代が発表された時はケルンの衝撃と呼ばれ、賛否両論があり、それが良い宣伝効果を生んだので、今回もケルンの衝撃、再びって事だと思いますが、ずいぶん前から想像図などが漏れていたので、発表まだだったのかという、今更感が漂ってました。

さらに先代の復刻版を期待してた人には、ちょっと期待外れだったかもしれません。今回のお話の中でも、セパハンじゃない高めのハンドルと、妙に高いシートが違和感、というかコレジャナイ感をもって語られています。

これはまあストリートファイターのGSX S1000をベースにしている限り、仕方ないと思います。

リア周りの処理に違和感を持つ人もいますが、旧カタナもオリジナルイメージはシングルシート風で、ピリオンシートは一段下がったところにありました。それを一般的な後ろが高い2段シートにしたのはスズキ側です。結果として細長いカタナのイメージができましたが、本来はストファイ的な所を狙っていたのかもしれません。

それなのにフロント19インチなど、実は高速ツアラーを狙っていたと聞いた時は、違和感がありました。

そういう未完の美のようなものがカタナの魅力だったと思います。

新型は、まああれはあれでアリだなと、私は思います。